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〜Part1〜
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オムロン株式会社 IT推進総括本部担当係長 主事 泉 馨様 オムロン岡山株式会社 |
はじめに・・・・・・ お忙しい中、ご協力いただきまして、本当にありがとうございました。 この場をおかりしまして、心より御礼申し上げます。 |
アルターシステム梶@松 永 |
文中敬称略 |
Q 御社の事業内容ならびに業務内容をお聞かせ願えますか? |
A 当社では昨年度より事業運営の基本を「カンパニ制」に置き分権をはかって います。 カンパニーと事業内容をご紹介いたしますと ●インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー センシング機器、コントロール機器を ●エレクトロニクスコンポーネンツ ビジネスカンパニー 高度化する電化製品やビジネス機器などに ●ソーシャルシステムズ ビジネスカンパニー 駅・空港を快適に利用していただくための自動改札機、 ●ヘルスケア ビジネスカンパニー 血圧計、電子体温計等の家庭用健康機器から、病院での医師の ●クリエーティブサービス ビジネスカンパニー トータルアウトソーシング事業カンパニーとして、間接業務 ●事業開発本部 モデム・TA等のパソコン周辺機器、カードリーダ・入退室管理システム、RF
ID があります。その中で私の所属する、IT推進総括本部は本社機能部門として 「オムロンの情報化・ 今回訪問いただきました、オムロン岡山はインダストリアルオートメーション ビジネスカンパニの中で |
Q それではPDMの話をお聞きする前に先ほどからCADのお話が出ているのですが、実際に現在とは別のCADを 使われていて新しいCADにというところもあると思います。その辺りのお話を少しお伺いしたいのですが? |
A 導入はですね94年度の終わりということで94年の11月ぐらいから検討していました。 その後、95年の1月17日から導入を開始しています。導入当初が阪神大震災の当日に当たりまして 最終的に立ち上げが終わるののに丸3年かけてBDを立ち上げています。 結果的には、従来のCADに比べ50%以上、PWSに比べても20〜30%改善されたと評価しています。 |
Q その際にですね、既存の設計データの回路図、プリント基板などがあると思うのですが、 この辺りはどのように移行されたのでしょうか? |
A 移行したものとしなかったものがあるのですが、PWSがすぐに立ち上がりましたので、同じ図研さんの商品 ですから簡単に移行できると思って1年かけて協力会社の応援を得て123ファイルをPWSに移行しました。 その時も将来的にディスコンで基板のデータを触らないものは除外して絞りぬいたうえで123ファイルに限定 して移行しました。 |
Q それは回路図も含めてですか? |
A そうです。 ただし、変換のパターンをいろいろ変えて「基板のガーバーデータの状態」、「基板」だけ、「回路図・基板両方」の 3つを組み合わせながら費用をあまりかけないように変換をしています。 |
Q そういう意味では先ほどの160人・月という中に工数も含まれているのですか? |
A ええ、そうです。 |
Q やはり移行が結構皆さん大変だと聞くのは、既存の財産をどうするかが大きいんでしょうか? |
A そうですね。でもそれをPWSに変換してしまったということで、最終的にまだBDに変換していません。 |
Q そういうことはPWSが残っているのですね? |
A 残っています。 しかし、意外に使わないというのが本音ですね。大幅な変更が多く、部品のディスコンが非常に激しい 時代ですので部品をかなり入れ替えてしまいます。 どうせやるなら基板も回路もやり直しましょうという ことになってしまいます。私共の商品は、非常に息が長く、長いものは20年来の商品があります。 それを見ても現在の最新部品で基板を作り直すという方が速いのです。 過去のデータをあまり引きずらない方がいいということですね。 |
お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。 |
次回へ続く・・・・ 次回は1/29(月)に掲載いたします。 |